1954-12-16 第21回国会 衆議院 貿易振興に関する調査特別委員会 第3号
次に、やはり日本の貿易を発展さして行く一つの場というものはスターリング・ブロツクだろうと思います。東南アジアだと思います。そこで、ここでもやはり基本的な問題は三つあると思います。
次に、やはり日本の貿易を発展さして行く一つの場というものはスターリング・ブロツクだろうと思います。東南アジアだと思います。そこで、ここでもやはり基本的な問題は三つあると思います。
ただ心配しておりますのは、先ほどからお話がありましたようなアウトサイダーがもしこれを破るということがありますると非常に心配だ、それだけを今心配しておるのでありまして、業者は一致してこの五万ポンドを有効に使つて、その結果濠州あるいはニュージーランドあるいは南アフリカあるいはカナダ等スターリング・ブロツクに対する一般の空気をよくしようと思つて非常に骨を折つておるのであります。
それが国内産業の保護の立場である、それがスターリング・ブロツクの形である、これが為替管理の立場である、これが輸入制限の立場である。アメリカは輸入制限をしていない。アメリカは何も輸出保護をしていない。野放しにしておる。アメリカはこれができる。この方が有利なんだ。
ただこれはスターリング・ブロツクに属する国でございますのでそれによつてカバーする。
○高良とみ君 そうしますと、ビルマ、パキスタン、インドはスターリング・ブロツクであるから、スターリング・ブロツク全体としての英国銀行を通しての支払協定の中に含むという意味で、やはりそこに英国を介在しないでは決済も何もできないという形になりますと、了解してよろしいのですか。
そこでアメリカから三百六十円で綿花を買つて、この綿花に日本が労務を提供して、日本でできる綿糸布がインフレ傾向にあるスターリング・ブロツクへ出るということになれば、この工業はこの為替で成り立ちますが、現実の実勢が五百円にもなつておれば、日本の国内的な物資は、この現実の為替の上に立つと——大体石炭にしても何にしても、みなアメリカに比べれば高いが、この国内でできるもの、あるいは化学肥料のようなものを、今度三百六十円
なおもう一つ私が御質問申し上げたいのは、これは過ぐる第十二国会で、私は時の通産大臣高橋さんにるる御説明をしておいたと思うのですが、日本の輸出市場というのは、軽工業がだんだん締め出しを食い、スターリング・ブロツクからの許可品目がだんだんとふえるし、いろいろ制限されるとすれば、東南アジア並びに中共、朝鮮、台湾等の市場に日本の肥料が早く入り込んで、そして日本の肥料の信用とマークをなれさせるということが必要
しかし、この條約は、頼みとする東南アジアからも日本の貿易を締め出すことになるのでありましてまさに経済的には、スターリング・ブロツクの日本貿易に対する宣戰布告にもひとしいとりきめではありませんか。(拍手)
○林百郎君(続) しかも、諸君、日本とインドの間のこのような條約が認められるならば、やがてこれがフランス・ブロツク、オランダ・ブロツク、インドネシア、フイリピンにも適用されるようになり、日本は、中国、ソ同盟との貿易も禁止され、東南アジアからも、このスターリング・ブロツクによつてボイコツトされて、日本の経済はますますアメリカ経済に従属し、アメリカの戰争政策に奉仕せざるを得なくなると同時に、日本の経済はますます
生じて来るということは、例えば今のポンド過剰問題を何らかの問題によつて解決したいというような場面が出て来まして、スターリング・ブロツクへ絹人絹織物が相当量輸出せられるというような場合を想定いたした場合には、化繊六社は横の連絡をとつて吊上げに出て来ることは火を見るより明らかでありまして、もう過剰織機というものがある以上は、片方、六社で横の連絡をとり得るということは、再度痛い目を見て、むしろ言い換えれば
○境野清雄君 それで今の問題で、もう一つお聞きしたいことがありますが、これは深瀬君のほうにお伺いしたいと思うのでありますけれども、大体安本の貿易局で最近ポンド過剰問題は相当うるさくやられておる問題でありますが、ポンドの過剰問題に関しまして先般来スターリング・ブロツクに対する輸出制限というようなものをやりまして本日御列席になつておりまする参考人のかたがたの関連産業というものは、みんなそれによつて相当影響
なおこのほかに日本国内に在留しておりますアメリカ人の、いわゆる従来この規則によつて許可しておりました中古車が若干出て参りましたので、全体といたしましては国産のものとスターリング・ブロツク並びにオープン・アカウント地域、それから国内における外人からの中古車、これを主眼にいたしたいというのが大体の考え方のようになつております。
こういうような問題がございまして、御承知のように、スターリング・ブロツクとの貿易の問題を、輸入を大いに盛んにいたしまして、そうして輸出入のバランスをとつたところで、あまり押えないようなところで何とかしたい、実はこういう考えで、ただいま計画を立てておるようなわけでございます。
それから私は先刻ここでどなたかに答弁をしたうちにも、日本の本年度の輸出というものは、イギリスが何かこれに対策を講ずるから、その点から見るというと多少悪い影響が日本にあることを恐れているということを申しましたのは、丁度そのあとで木内君の御答弁のうちにもありましたように、スターリング・ブロツク内は各国が独立しておりますけれども、スターリング・ブロツクとしての繋がり合いは非常にまだ濃厚なのですから、その間
それで漸く去年スターリング・ブロツクの各地に相当足場ができたので、その足場を何とかして丁度戰争のときに橋頭堡というような言葉があつたようですが、そういうようなものであるので、これを何とかして維持し、強化し、拡張して行くということが将来の日本輸出貿易のために必要なのである。
○国務大臣(高橋龍太郎君) そういうむずかしい問題は、むしろここにおられる両君にしてもらつたほうがいいと思うのですが、私は根本的な原因は、一つは昨年の下半期にスターリング・ブロツクへ、何と言いますか、非常に輸出を奨励して、輸出許可を丁度一年前に日本の政府がやつたと同じように、許可を濫発した点もあるように考えるのです。下半期の輸出の数字を見合して、そういう点もあると思います。
私は輸出面が多少悲観しておるというのは、これも外国のことでありますから、私の考えが当るか当らんかわかりませんが、ポンドの情勢がこういうふうになりますと、イギリスとしてはこの対策としていろいろな手を打つて行くのじやないか、或いは輸入制限であるとか、金融面にしましても、結局極力イギリスでは勿論スターリング・ブロツクのデフレ政策に出て来るのでないか。
ただこれはこの間の経済協力顧問会議で高橋通産大臣が言われた通り、この市場の転換というようなことは、これはなかなかできないことなんで、日本がスターリング・ブロツクに頼るのは日本の歴史的必然性であるということを言われたことは、全く我が意を得ていると思うのであります。
、中小企業の絹人絹産地というものは、本当に先ほどの労働組合のかたからのお話の通り、全く行詰つておるのじやないか、我々の通産委員会としても、これは私は真先に取上げてもらつて何とか解決方法をやらなくちやならないというふうに考えておりますけれども、政府自体におきましても是非、問屋を先にやるというようなことでなく、これらに対する生産調節、或いはやがて下半期には期待でき得るオープン・アカウントなり、スターリング・ブロツク
なお安本の供給するであろうと申しますのは、ドルの手当が十分に行くということ、並びに外貨資金の手当が十分に行きまして、なお且つスターリング・ブロツク、ドル、ブロツクを通じまして石油の入手が予想通り行つたことを仮定しての問題でございますから、その仮定に対しましては国際情勢の転変目まぐるしいときでございますから、自信を持つてどうこうと言うことは困難だろうかと思います。
羊毛の方面におきましては、相当順調に資金の割当が御承知の通り、これは主としてオーストラリアのスターリング・ブロツクでございますので、ポンドが相当余つておりますので、この方面で買付を進めておるという状況でございますが、ただ今年は羊毛の値段の変動が非常に激しいために、買付の時期を若干見送つておると申しますか値の安定を見定めておるというふうな概況が見受けられるのであります。
たとえばスターリング・ブロツクとのドル・クローズの問題、こういうような問題も将来このまま継續されるのか、あるいは廃止されるのかあるいはポンド・ユーザンスの問題なんかもどうなるのか。日本としてはこの際ドル圏とポンド圏の間にはさまつて相当いろいろな問題が出て来ると思いますが、そういう点をどういうように調整して行くかということを聞かせてもらいたい。
○林(百)委員 大体将来の市場を東南アジアに求めるとして、そうすると決済の方法ですが、大体は東南アジアというと、御存じの通りにスターリング・ブロツクに加盟しておるものが非常に多いので、将来これとの決済の方法について、ドルとポンドの間の調整をどういうように考えておられるか、お聞きしたい。
そこでこの問題の解決いかんによつて日本の経済がスターリング・ブロツクに接近をして行くか、ドルの方に近づいて行くか、これが大きな一つのわかれ目であつて、きわめていろいろな角度から最も愼重に検討しなければならない問題であることは申すまでもないことと思うのであります。これらの問題についてすでに政府においてはある程度の会談に臨む腹構えというものがおできになつておるのじやないかと想像しておるのであります。
そこでかりにそういう輸出余力ができた場合に、どこに仕向けるかということでありますが、それは先ほど申し上げましたごとく、第一義的にはよく食糧のバーター等を考慮いたしまするが、その他の地域に対しましても、スターリング・ブロツクも当然考慮される、こういう時期があると思うのでありますが、ただ中共に対しましては、現在のところ余裕ができましても困難である、かように考えております。
この結果、外国為替委員会が、スターリング・ブロツク向け信用限度の拡大を、二千百万ポンドから三千ポンドに要請する至つておるのであります。もはや、ローガン機想の夢は消えようとしているのであります。 かくして、政府の言う経済の安定も輸出の増大も、池田財政が人民を欺瞞するから念仏にすぎないということを物語つているのであつて、事実はまつたく逆になつているのであります。
尚我々繊維業の最も大きな海外仕向け先は、戰前においては東亜圏であつたが、いわゆるスターリング、ブロツクであつたことは事実でありますが、こうした問題については現在まだいろいろの事情ではかばかしく進んでおらないようでありますが、その間思想問題、いろいろな問題等もありましようが、そうした思想問題を別にいたしまして、経済的にこれを御解決頂きまして、東亜諸地域における輸出の促進に特別に国会の御協力、御配慮を頂